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治療方針について
治療方針
問診と体表観察から得ることができた情報をもとに、治療方針を決めます。
東洋医学では、このことを『「証」をたてる』といいます。
病名で治療する西洋医学とは異なり、「証」に応じた治療をすることになります。
実際の治療は、脈診を参考に進めていきます。
気の乱れの原因は、一つだけとは限りません。
そのため一つの治療が終わると、次の状態が現れることが珍しくありません。
その状態の意味を考えて、最初にたてた「証」との関連性を分析します。
そしてその結論を出したら、次の調整を行います。
このプロセスを「脈の状態」が整うまで、ひとつひとつ丁寧に行います。
脈の状態が整ったころには、気の乱れが調整されて、身体のバランスが良くなります。
治療の途中で、お悩みの症状や、身体に感じていた不快な症状に変化を感じてもらえると思います。
治療によって変化を感じてもらえることで、「証」と症状との関連性を共有することができます。
このことにより、気の乱れを実際の身体のバランスの乱れとして理解しやすくなります。
「証」に基づいて行う治療を体感し、その意味を理解してもらえる治療を心がけています。
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