和鍼治療院の症例

変形性膝関節症

70代 女性 Mさん

 

10年ほど前に膝関節を痛める。

最近は、長時間の歩行で足が重だるくなり、椅子に座って休憩しないと膝の痛みが楽にならない。

 

2か月前に膝をさらに痛めてしまい、その後、正座ができなくなる。

膝関節の変形は、10年ほど前から始まり、徐々に悪化傾向。

定期的に、整形外科にて、ヒアルロン酸の注射の施術を受けていました。

知人に、和鍼治療院を紹介され、鍼灸治療を受けてみたいと思われました。

歩くときは、右膝を曲げることができないので、腰を回すようにして右足を前に出すようにしている。

 

左上の写真は、10月17日治療中のものです。

画面左の右膝がまっすぐに伸びていないことが解かります。

この日は治療を開始して6度目の治療です。

初診時は、さらに膝関節の変形があり、O脚で足を閉じることができませんでした。

左下の写真は、治療終了後のものです。

右膝関節のアライメントが改善され、膝が伸ばしやすくなり、左右の踵の位置が同じようになっていることがうかがえます。

 

前回の治療の時点で、膝関節の屈曲伸展がスムーズにできるようになっておられたので、初診時よりもかなり膝関節の状態が改善してきたことを確認しておりました。

 

そこで、前回の治療後から正座ができるかどうかをチェックしていました。

残念ながら、前回は踵をお尻につくところまではいかなかったのですが、今回、見事にお尻につくところまで曲げることができました。

おそるおそる、ゆっくりとお尻を踵に近づけて、途中、軽い痛みがあったようですが、しっかりと上半身を乗せることができました。

 

しかも、数日前のお買い物の際、長時間歩いたそうなのですが、いつも感じえいた下半身のだるくて重い症状を全く感じらなかったとのことです。

このことは、以前から脊柱管狭窄症も併発されていることを示唆しており、それも同時に改善していることを連想させます。

 

治療後の写真を再度見直すと、右の足首が内側に向いていることと、それに伴い、足の指が下を向いてしまっていることが解かります。

これらが改善すると、右の膝関節と脊柱管狭窄の原因が同時に消失していく可能性が高まると考えています。

今後の治療経過に注目です。