和鍼治療院の症例

膝関節炎の症例

私自身の膝関節痛について

 

 

高校時代にラグビー、大学に進んでアメリカンフットボールに打ち込んだ私ですが、選手時代は膝の慢性的な痛みに悩まされました。
整形外科にてレントゲンを撮り、膝蓋骨の形状に異常がないか調べてもらったことがあります。
幸い膝蓋骨には問題は無く、手術する必要はなかったのですが、原因が全くわからなくなったことで、プレーを続けられるのかという不安と、どうしたら痛みを軽減することができるのかという悩みが増すことになりました。

当時、自分で膝関節痛について調べたところ、その症状が「ジャンパーズ・ニー」と呼ばれるものであることを突き止めました。
「ジャンパーズ・ニー」はその名のとおり、ジャンプする競技の選手に発症しやすく、筋肉の疲労が直接原因ということでした。
その症状の改善には、練習を休むか、トレーニングの時間を軽減するしかありません。
選手にとって、練習ができないことほどつらいことはありません。
鍼灸治療や整体に通いましたが、卒業まで膝関節の痛みが消えることはありませんでした。
大学の4年間は、過酷な膝関節痛との闘いでしたが、なんとか最後までプレーを続けることができました。

卒業後も3年間は膝の状態は悪く、歩き方にも影響が出ていました。
当時はすでに鍼灸の専門学校に通っており、自らの膝の治療のため、あれこれと膝周りのツボに鍼を立てて、膝の調子が少しでも良くなるように試していました。
しかしながら、教科書どおりに膝の痛みが楽になることはなく、むしろ足がだるくなったり、筋肉が硬直したりと予想外の結果に悩まされていました。
結局、一番効果を感じていたのは、指圧の授業中に二人一組で行う「経絡指圧」でした。

自分自身の膝関節痛の原因をようやく見つけることができたのは、東洋医学を学んで5年が経つころでした。
まずは、「身体の重心」に重大な問題がありました。
最近はコアや体幹が大切といわれるようになり、その重要性を意識する方が増えていますが、当時は少しずつそれらのことに注目が集まり始めた頃でした。
身体の重心の意識を変えたことで、膝への負担が軽減し、走ること、歩くことが大きく変わりました。
むしろ走り方、歩き方を変えたことで、膝への負担が軽減したと言ったほうが正しいかもしれません。

しかしこれだけでは慢性的な膝痛の原因としては不十分であることに気づくことになります。
きっかけはたくさんの患者さんを治療することで、病気の原因が「内臓のバランスの乱れ」にあることが多いことを間近に感じたことで、そのことに疑問を感じなくなり、まさにそのとおりだと確信を持てるようになったことです。
膝の調子が悪い方には共通する特徴があり、それは膝の痛みで苦しいんでいた私にも常に感じていたものだったのです。
共通して現れる特徴には、共通する臓腑に問題があることを突き止めました。
そのことで、当時の自分の食生活を振り返ったときに、何が原因であったのかがはっきりとわかったのでした。
それを機に、膝関節炎の治療効果が上がり、痺れやめまい、喘息などの呼吸器などの症状に対しての治療効果までが飛躍的に上がりました。
ふくらはぎに出る独特の筋肉の緊張は、水の代謝が悪いことを示しています。
この緊張が膝関節の痛みの直接原因となっていたのです。
膝関節内部にばかり注目が集まりやすいのですが、膝関節痛に関係しているのは下肢の腓腹筋にあることが多いように感じます。
そしてその腓腹筋の異常な緊張に、内臓の不調が関係しているのです。

 

膝関節痛で悩んだことで、身体の異常を把握するポイントと治療法を見つけることができたので、今では良い経験でもあったのだと思えるようになりました。

 

私も10年に渡る膝関節炎に悩み続けていました。

軟骨に異常があってもなくても、膝の炎症は生活に、歩くことに多大な影響を与えます。

現代医学による対処療法、機械論に基づく手術といった従来の治療以外に、東洋医学的な鍼灸治療は非常に効果的で、安全な治療法であります。

他にも症例を見てもらえたらと思うのですが、高齢の方や手術を宣告された方や軟骨が減少し関節に変形がある方でも、痛みが無い状態まで改善することができています。

 

言葉で説明するのが難しいのが東洋医学の特徴でもあるのですが、治療を受けていただくことでその効果を実感してもらえると自身を持ってお薦めしております。