鍛練とホルミシス

身体をトレーニングする

 

現生人類である我々人類を「ホモ・サピエンス」と呼びます。
最初にホモ・サピエンスが地球に誕生したのが、アフリカ大陸であり、今から20万年前の昔であるとされています。
それから私たちの身体には目覚ましい変化はありません。
すなわち、現生人類のバージョン1.0が出現して以来、顕著なアップグレードがないということです。

それでも私たちの関心は、「人類の身体能力の進化」に向けられて止みません。
100メートルを9秒台で走るランナー、ウサイン・ボルト、40代となってもメジャーリーグで勝負をするイチロー選手、相撲界で優勝記録を更新する横綱白鳳など、その身体能力に魅せられ、憧れる人も多いのではないでしょうか。
大型の類人猿において、我々の脳は最大の容積を誇り、しかもその身体能力において様々な動きに対応し、走る、投げる、飛ぶ、踊るなどのすべての動作に優れています。

これらは、トレーニングすることによって、自らの身体能力を高めていくことができる可能性を、我々自身が内在していることの証明であります。
例え病で身体能力が減退したり、消失したりしても、内在する身体能力を高める力は保存されています。
これを上手に利用して、機能を回復したり、高めたりすることが、リハビリテーションになります。

日本には「鍛練」という言葉があります。
叩き鍛えるという意味合いをもつ「鍛」と、こねるて固めるというような意味合いをもつ「練」の二文字からできています。
宮本武蔵の「五輪書」には、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」とあります。

 

身体能力を高めることは容易ではありませんが、健康増進のために欠かせない手段です。

 

無理せず、楽しく運動することが大切であると言われますが、どのようにトレーニングすることが大切であるのかをご紹介します。

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