
Kさんの不妊治療

Kさんは平成30年の今年、43歳を迎えられた女性です。
4年前にご結婚されました。
しばらくは仕事と家事を両立されていましたが、妊活のため仕事を退職されます。
ご自身の年齢を考えて、ご夫婦で健康診断を受診されたのですが、ご主人
の方に妊娠しにくい可能性となる要素が見つかります。
結婚する前から子供を望んでおられたKさんは、検査の結果を受けて、迷うことなく「不妊治療」を選択されました。
不妊治療の必要性を感じたご夫婦がたどった治療の道のりをご紹介したいと思います。
そして、東洋医学を取り入れたことで現れた驚くべき変化を不妊治療で悩んでおられる方、一人でも多くの人に知ってほしいと思います。
詳しい紹介の前に、「不妊治療の種類」について少し説明いたします。
「体外受精」、それは子宮内から取り出した卵子を体外で受精させ、その受精した卵を培養した後、再び子宮に戻す方法のことです。
人為的に精子を取り出して、排卵期に子宮内に注入するのが「人工授精」ですが、それよりも受精している状態の卵を子宮内に戻すため、「体外受精」の方が「妊娠の確率が上がる」という優位性があります。
男性では精子の運動性や数に問題がある場合、女性では卵管に傷害があり卵子の通過ができない場合など、タイミング療法や人工授精では妊娠が困難な場合があります。
このような場合、「体外受精」にすみやかに切り替えてもらうことが重要ではないでしょうか。
今からご紹介するKさんのご夫婦は、人工授精から体外受精へと不妊治療を変更されたケースです。
さらに東洋医学を取り入れることで、無事に妊娠へと到達することができました。
2018年6月に出産が予定されています。
現在、母子ともに健康に生活されており、ようやく皆さんにご報告できる運びとなりました。
この場でKさんの治療経過をご紹介できることをとてもうれしく思っています。
Kさんの治療内容が、不妊治療でお悩みのご夫婦の福音となることを願っております。