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陰中の陽 陽中の陰

自然死

陰と陽の関係は、森羅万象をあらわし、私たちにあらゆることを教えてくれます。

これを理解し、医療に活用することで、東洋医学は現代でも心身を治療することができます。

東洋医学は二千年以上の歴史があり、人の生理機能や病理についての考え方を大きく変えることはありませんでした。

そのような治療の基礎理論を支えているのが、「陰陽論」です。

 

陰陽論の優れている点はいくつかあります。

その一つに、「陰中の陽、陽中の陰」の法則があります。

その意味は、陰の中に陽があり、陽の中にも陰が必ず存在するということです。

陰が陰だけ、陽が陽だけになることは、互根ではなくなり、分離することを意味します。

それはこの世に存在できなくなるという「形而上」のこととなります。

形あるものや、私たちが五感で感じることはすべて形而下のものであり、そのすべてに「陰中の陽、陽中の陰」があります。

 

現在では馴染みのない陰陽の考え方ですが、視点を変えてみてみるとわかりやすくなると思い、以下のテーマをあげてみました。

陰陽の用い方について、皆さんも考えてみてほしいと思います。

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