和鍼治療院の症例

過敏性腸症候群の症例

過敏性腸症候群 症例

40代 女性 Mさん

 

Mさんは、旧知の中で、お父さんの治療も定期的にしています。
3年前、子供さんたちとショッピング中に、急激な腹痛に遭い、激しい下痢を繰り返す。
それから腹痛と下痢を繰り返すようになり、徐々に発症頻度が増加していきました。
一度トイレに行くと、お腹の中の排泄物が無くなるまでトイレから出ることができなくなるため、トイレに行くことの恐怖感やいつ腹痛が起こるかわからない不安感で、ストレスを感じることが増える。
一年前から閉所恐怖症を発症、電車に乗ることも怖くなり、外出が億劫になる。


過敏性大腸に鍼灸治療が効くとは思っていなくて、薬に頼る日々を繰り返しておられました。
三年目に発症してから今まではとくに改善する気配がなく、我慢するしかないというのが率直な感想でした。


治療のきっかけは、動けないほどの痛みを伴う腰痛でした。
ギックリ腰を発症し、一日様子を看たが改善の気配がなく、明日の仕事に行ける見込みが立たないので、治療の連絡をしてこられました。
腰痛は、潰瘍性大腸炎とは無関係でしたので、連日2回の治療で改善し、仕事を休むこともなく、3回目の治療でほぼ完治することができました。
その際に、腰痛治療と平行して、過敏性大腸の治療を始めることになりました。

治療を始めてからは、週に2回から3回のペースで襲っていた腹痛と下痢が少しずつ減少するようになり、7回目の治療の際には0回となりました。
私が想像していたよりも改善のスピードが速く、身体のバランスの歪みが軽度であったことが証明されました。
まだまだ元気が豊富で、自然治癒力をうまく引き出せたことが幸いでした。
短期的には下痢の症状が消失しましたが、しばらくは気が抜けない状態が継続することが予想されます。
8週目以降、幸いにして3週間連続で腹痛と下痢が無い状態が継続しています。
しばらく経過を看護しながら治療を続ける予定です。