関節リウマチ
関節リウマチと東洋医学

和鍼治療院の症例

 関節リウマチ 

20代男性 Sさん

関節リウマチは、関節の腫脹、疼痛、変形などの症状を伴って、慢性的に経過する多発性関節炎というのが一般的な解釈です。
手の指の関節に発症することが多く、朝の手のこわばりが前提条件になることが多いのですが、今回は右下肢の疼痛に現れた関節リウマチの症例を紹介いたします。

Sさんは、仕事の出張で、沖縄に9日間滞在されていました。
お客様との飲食が毎晩のようにあり、沖縄で泡盛などのアルコールをたくさん飲んだそうです。
無事、仕事を終えて飛行機で関西へと帰ってこられたのですが、飛行機でひと眠りして目が覚めて足を動かそうとしたら、右足首から膝に激痛がはしって、普通に歩けないことに気づかれました。
スポーツをされていた経験からアイシングの知識があり、帰宅後、痛みのあるところを冷やしてみたのですが、全く改善する様子がなかったそうです。
アルコールの飲み過ぎがあったので、関節炎ではなく痛風かと思い、内科を受診され、血液検査を受けてみたのですが、血液に異常はなく、原因がわかりませんでした。

結局、経過を看てからもう一度来院するように言われて、様子をみるしかありませんでした。
終末にゴルフの予定があるため、なんとか痛みを軽減してほしいと和鍼治療院を訪ねてこられました。

初見では、右足首のあたりに腫れがあり、足を動かさなくてもうずくような痛みがあるとのことです。
軽く抑えると痛みがひどくなりますが、特に熱感はありませんでした。
足を捻挫した記憶もなく、飛行機のフライト中に発症しており、外傷があるようにはまったく感じませんでした。
エコノミー症候群の可能性もあるので、一応、血行障害の可能性を考慮しながら、普段通りに、体表観察と問診を終えて、治療に入りました。
肝・腎・脾に臓腑に問題があるため、、順番に治療をしました。

それぞれの治療でいろいろと反応がありましたが、一番治療効果がはっきりと確認できたのは、脾臓に関係する治療でした。
このことから、お酒の影響で湿邪が気血の流れを悪くしていたことが判明し、根本原因を明らかにすることができました。

幸い、この一回の治療で症状がかなり改善し、足の痛みがほとんど消失しました。

治療を終えた頃には、歩いても痛みがなく、なんとかゴルフができる状態にまで回復してもらえました。

 

急性の関節リウマチの場合、邪気を上手に取り除くことができれば、このように速やかに改善ができることもあります。

現代医学では難しい症状でも、東洋医学では対応できることがありますので、参考にしてもらえればと思います。
 

関節リウマチ治療
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