top of page
過敏性腸症候群
大阪本町鍼灸

関節リウマチの特集

関節リウマチ

関節リウマチは、関節の内面をおおっている滑膜(かつまく)に炎症が起こる病気です。
進行すると軟骨・骨が壊れて、関節に変形が生じます。
男女の割合でみると、女性が男性の約5倍ほど多く、年代では、30~50代で最も多く発症します。
 
この病気の原因は、免疫の異常で起こるといわれています。
免疫とは、本来は細菌やウイルスなどの外敵を排除するシステムです。
ところが免疫機能が、自分の体のある部分に勝手に反応して、免疫反応が過剰におこります。
この免疫の異常が炎症を引き起こし、関節を壊していきます。
 
関節リウマチの主な症状は、「朝のこわばり」にあります。
関節の痛み・はれ(関節炎)を伴うことがあり、発熱、全身倦怠感、体重減少、食欲不振といった全身症状がでることもあります。
朝のこわばりは、朝起きた時、何となく手の指が硬くて曲げにくい、手の指がはれぼったい感じがするという症状で、同じような症状が足の指や四肢全体にみられることもあります。
 
関節炎は、最初は手首や指の関節に起こる傾向があります。
進行すると、大きな関節にも炎症が及び、背骨を含むほぼ全身の関節に現れることもあります。
両側の関節に対称的に出てくるのも特徴のひとつです。

 
関節炎が長期間続くと、軟骨・骨が少しずつ壊れていき、関節に変形や拘縮があらわれてきます。
こうなると日常生活が制限されることとなり、重症の場合は寝たきりになることもあります。

 

関節リウマチは、関節の腫脹・疼痛・変形などを伴う多発性の関節炎です。

現代医学では、非ステロイド系抗炎症剤、ステロイド剤、免疫調整療法などが行われますが、副作用を十分考慮する必要があります。

根本治療を考えた時に、東洋医学による鍼灸治療は効果が期待できます。

古来より「痺病」として、漢方や鍼灸で治療されてきた歴史があります。

「痺病」の考え方と治療法を紹介します。

鍼灸治療をおススメします

 

リウマチは炎症による苦痛があるため、消炎鎮痛の目的でステロイド剤が良く使われます。
ステロイド剤は魔法のように効果があるため、副作用を気にせず、ついつい使いすぎたり、長期間の使用を繰り返すことになります。
鍼灸治療をしてますと、ステロイド剤で炎症を抑制しすぎたものほど、治りにくい傾向があります。
ステロイド剤を急に中止するとリバンド現象が出て、今までなかった症状が急激に出て悪化することがあります。
このようにステロイド剤からの離脱には時間がかかるため、使用の際には副作用に十分配慮する必要があります。

鍼灸治療は、リウマチなのどの自己免疫疾患に非常に効果があります。
しかもステロイド剤のような副作用がなく、安全に回復していただけます。
早期の変形であれば、進行を食い止め、炎症による腫脹を軽減し、痛みのない状態にまで回復することが可能であります。
私の治療経験において、急性期から慢性期を経て、治癒できた症例があります。
シューグレン症候群という病名でしたが、手と足の指の関節、手首、肘、首と関節リウマチの症状が全体に広がった症例です。
急性期には炎症を食い止めることに重点を置き、関節の変形を最小限に止めることができました。
その後、慢性期に入ってからは、関節の腫脹が徐々に改善し、関節の稼働域が良くなって、手で身体を支えることができるまでになっていただきました。
2年後には、仕事に復帰してもらえるほどに回復されました。
その後のリウマチの再発はありません。

 

 

大阪本町 腰痛治療 和鍼
和鍼おおさかようつう
bottom of page