肉離れの症例 Hさん

肉離れ
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治療初日

40代男性のHさんは、平成29年8月の中旬、近所のスポーツ施設でテニスをしている際、右足のふくらはぎに激しい痛みを感じました。

テニスボールを拾いに勢いよく走り込んだ時、ふくらはぎに硬球が当たったような感じがしたようです。

最初は何が起きたのか分からず、戸惑っていたようですが、しばらくして「肉離れ」とはこういうものであることを理解したそうです。

その後、歩くこともできなくなり、自宅までやっとのことで帰り着きました。

その日は、氷でアイシングをおこない、様子をみたそうです。

翌日から湿布を貼ることに変えてみたのですが、足の状態に変化はなく、激痛が軽減することはありませんでした。

Hさんが和鍼治療院を訪れたのは、肉離れを起こして4日目です。

患部が腫れ上がって、負傷した部位が良く分からないほどでした。

右のふくらはぎ全体もパンパンに腫れて、左足と比べるとその差は歴然としていました。

今回、掲載した写真はすべて、発症から5日目の状態(8月18日)です。

2日間続けて治療を行いました。

わずか一日の違いですが、内出血が表面に浮き上がり、徐々に下方へと移動していく様子がわかります。

患部はふくらはぎ内側の中間地点ですが、出血は踵の周辺へと下り、足底にまで広がりをみせています。

初診時の治療内容

 

Hさんは、数年前に急性腰痛を起こしたことがあり、その時に治療を担当した経歴があります。

治療は東洋医学的に行いますので、その時の腰痛も体質改善が主体となりました。

ひどい腰痛でしたが、幸いなことに5回ほどの治療で完治しています。

 

今回の疾病は「肉離れ」ということで、2か月は回復に時間がかかると予想しました。

写真で見て取れるように、右足の腫れがかなりひどく、歩行もままならない状態であることから、筋肉の断裂が重症であることがわかりました。

初診時には内出血はまだありませんでしたが、腫脹がかなりひどかったので、出血を起こしていることも予想できました。

続けて治療を行ったのは、ご本人が希望されたのもありますが、早く炎症を取り除くことが大切だったからです。

さらに、歩行状況に問題があるため、テーピングによる固定の必要があったこともあります。

写真は発症から5日目のものですが、前日の治療効果もあり、速やかに内出血が皮膚表面に浮き出てきました。

この内出血が完全に消失することが最初の目標となります。

 

次の治療時にどうなっているか、みなさんも想像してみてください。

 

 

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東洋医学の和鍼治療院 肉離れ
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