三焦 名ありて形なし古典の「中蔵経」には、「それは全身において、体を灌漑し、内外を和調し、左右を栄養し、上下を宣導する、このうえなく大きいものである」 古典の「類経」には、「三焦は…確かに一腑有り、蓋し即ち臓腑の外にして軀体の内、諸の臓を包みつなねる一腔の大腑なり。故に中瀆という孤の名があり、...