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  • 小島 秀輝

たこ焼きと銅メダル


2023年3月21日 春分の日

WBCの準決勝メキシコ戦、9回裏で村上選手のヒット。

号外の記事で日本の逆転勝利を知ったのですが、これ以上に嬉しい報告があります。


昨年の11月から体調を崩し、めまいや食欲不振に苦しんでいたMちゃん。

当ブログにて、「銀盤のフェアリー」として5回にわたって治療記録を報告してきました。

その彼女が目標にしていた3月の大会に出場し、見事に目標の3位入賞を果たしました。

これにより、7月に開催される強化合宿に選抜されることが決定し、更なる高みを目指す目標ができたそうです。

大会直後の体調調整に訪れた際、直接、結果報告を聞きました。


秋ごろからめまいで悩み、食欲不振で体力が低下し、蕁麻疹の痒みで眠れない夜を過ごし、繰り返すお腹の痛みと頭痛に耐えながら、コツコツと積み重ねた練習と体力づくりで勝ち取った入賞です。


それぞれの症状の原因究明には時間と労力を必要としましたが、地道に治療を重ねることで病の原因が明らかになり、それにより安心して練習できる体制が整っていきました。

今年に入ってからも、定期的に体調管理のための治療を続けていました。

1月中は頭痛が頻繁に出て、彼女の体調の変化に苦心したことがありました。

この頃は頭に鍼を打つことが多く、ある時、彼女が今日も「たこ焼きするの?」と言いました。

「たこ焼き」と聞いて一瞬戸惑いましたが、頭に鍼が刺さった状態を表現していることに気づきました。

彼女のユーモアに、治療院の場が明るくなりました。


2月になると体質が改善するようになり、徐々に体調が安定するようになると、お腹の調子を崩すこと無くなりました。

それと同調するかのように表情も明るくなり、持ち前の陽気なフェアリーの様子が溢れるようになってきたました。

「このままなら必ず目標を達成できる」と期待をもてる程になり、彼女のフィギアーへの情熱もヒートアップします。

3月に入ると、彼女の肉体がたくましくなってきたことを感じるほどになります。

少し痩せていた腹部でしたが、しっかりとした隆起がくっきりと見えるほどの腹筋へと変貌し、彼女のスピンの安定感を支えるのに十分なほどの仕上がりを見せていました。

彼女の調子を保証するかのような見事な肉体に、努力の積み重ねを感じずにはいられませんでした。


顔色が悪く、身体から発する元気を全く感じなかったフェアリーの完全復活に立ち会えたことは、彼女を治療した私にとってはこの上ない贈り物です。

獲得した同メダルの替わりに、彼女が折り紙で作った作品をくれました。

私のために色の選択に気を配り、しかも丁寧に作ってくれたことが良くわかります。


私にとっての銅メダル、この折り紙作品です。

フェアリーさん、ありがとう。

そして、次の目標に向かって、ファイト!

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