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  • 小島 秀輝

小島学舎 第一回目 無事終了


2022年11月27日

奈良市のPOWER of FOODさんの店舗をお借りして、東洋医学の講義を行いました。

14席限定の座談会方式でしたが、多くの方にお越しいただき、ありがたいことに満席の第一回目となりました。


東洋医学というと鍼灸や漢方ということで、その道のプロが学ぶものという感じで私はとらえていました。

ところが、本日、足を運んでくださった方は、養生に関心があり、薬膳や漢方に精通されていたり、ご家族の健康管理のために日々の飲食に高い意識をお持ちだったりと、実際の生活の中に東洋医学の叡智を取り入れておられました。

また、医療に従事される看護師さんも参加してくださり、西洋医学と東洋医学の両方を学んでくださる姿勢にとても感謝しております。


貝原益軒はその著書「養生訓」の中で、「医者でなくても」という話をしています。

「医者でなくても、薬のことを知っていると、養生したり人を助けたりするのに役立つ」

東洋医学を普段から学んで日用の救急の薬を作り置くことは、医者が来ないときに急病を治したり、無医村や旅行中などちょっとした病気を治したりするのに都合が良いとしています。

ところがその一方で、乱暴に、むやみに薬を使ってはいけないと注意喚起もしています。

その理由は、医療を上手にするには、医学を学んで本業としている人でなければうまくいかないからと戒めます。


「暇のある人は、東洋医学を少し心得ておくほうが良い」

2015年9月の国連サミットで、SDGs(持続可能な開発目標)が国際社会の共通目標として決定しました。

現代社会が抱える開発に伴う環境破壊が、地球環境保全能力の限界を超えようとしています。

コロナウイルスに怯える我々は、地球に住む多くの生物のとっての病原体となっています。

1990年代後半、アメリカの中西部、コロラド州ボールダー周辺で、地球環境問題や農薬汚染問題に危機意識が高まります。

それを名付けて「lifestyles of health and sustainability(健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル)」。

持続可能な経済、健康な生活、代替医療、自己啓発、環境との共生の5つがその柱となります。

頭文字をとって、¨LOHAS¨として2004年に日本に上陸し、雑誌「ソトコト」や女性ファッション誌などのマスメディアで頻繁に取り上げられ、約40%の日本人が認知することになりました。

5つの柱のひとつ、自己啓発には、セミナーやヨガ、瞑想、精神世界への関心、ダイエットが含まれており、東洋医学を学ぶことの意味はLOHASの考えかたと養生訓の考え方の双方に一致するものです。


「医術を知らないでいては、医者の良し悪しがわからない」と医者を選ぶ時の注意点を喚起します。

「医者の良し悪しを知らずに、医者に誤診されて死んだ人が多いから用心しなさい」という貝原益軒の話には耳を傾ける価値があると思います。


今後も小島学舎では、東洋医学の叡智をいろんな角度から学んでいただこうと考えています。

今回は「易と気」をテーマに、気の考え方がどのように陰陽論と結びついたのか、そして、陰陽五行説が易からどのように生じたのか、の2点に重点を置いて講義をいたしました。

大変、難しい話で、私の資料や説明に不備もあり、ご理解できないところが多々あったものと思われます。


第2回目では、1回目の復習をしつつ、「気」の成り立ちやその働きについて講座をしたいと思っています。

鍼灸治療と並行して、「小島学舎」も気合を入れて頑張っていきますので、よろしくお願いします。








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