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ホメオスタシス


私たちの身体は、絶妙なバランスで成り立っています。 この内部環境を一定に保つ働きをホメオスタシス、つまり「恒常性」と呼びます。 それによって、体温や血圧を一定に保つことができたり、身体に有害なウイルスや細菌の侵入を防御したり、除去したりすることや、傷ついた細胞を修復したりすることが可能となります。

つまり、自然治癒力と非常に関係が深いのが、恒常性(ホメオスタシス)なのです。

しかも有り難いことに、そのバランスは私たちが意識することがなくても、ある一定の範囲の揺らぎにおさまるように自動的に調節されています。

恒常性には、内分泌系、自律神経系、免疫系の3つがあり、それぞれがきちんと連携して機能することが重要で、ひとつでも働きが悪くなると、内部環境を一定に保つことが難しくなります。

例えば、何らかの理由で体調に異変が生じるとします。

まずは脳(自律神経系)がそれを感知して、神経伝達物質を放出し、内分泌系(ホルモン)と免疫系に影響を与えます。

内分泌系はホルモンを放出し、脳と免疫系に影響を与えます。

免疫系はサイトカインを放出し、脳と内分泌系に影響を与えます。

免疫系で作られたサイトカインは、脳に伝わることで人の心が変化します。

そして脳で作られた神経伝達物質が内分泌系に働き、ホルモンを放出させます。

これが再び免疫系に伝わることで、免疫系の強さが変わります。

このような相関関係によって、免疫力が左右され、免疫系が弱まれば人体の防衛力は弱まることになり、病気に陥りやすくなります。

その反対に、免疫系が強まれば防衛力は増すことになり、病気から回復しやすくなったり、健康を維持する力を得たりすることになります。

このことは、私たちの心の持ち方や緊張によって、免疫力が変化することを示します。

さらに免疫系は血液との関連が深いため、血液をつくる材料や酵素の基になる栄養素の補給状態が重要となります。

そして疲労の蓄積も免疫系の低下となり、運動不足も悪影響であることが分かっています。

このように自然治癒力と関係が深い恒常性は、それに関わる3つ(神経系・内分泌系・免疫系)のバランス、ストレス、心の持ち方、食事による栄養、睡眠、疲労の蓄積、運動不足などの影響に左右されます。

健康維持のため、または病気からの回復にためには、これらのことをおろそかにはできないのです。