top of page

スポーツの世界

大阪本町和鍼の不妊治療

急性の捻挫や打撲による炎症症状で悩む可能性が高いのが、スポーツ選手です。

テレビの野球中継等で、登板後の投手が肩に大きな何をかを当てているところ見たことはありませんか。

あれは「アイシング」といって、肩の関節に生じた炎症を速やかに取り除き、疲労回復を促したり、ケガを予防したりする目的があります。

投手は全力で投球するために、多大な負担が肩や肘にかかり、必然的にそれらの部位に炎症が生じます。

それは長時間稼働することでオーバーヒートする機械と同じです。

車のエンジンがオーバーヒートすると故障して使えなくなることがありますが、投手の肩や肘にも同じようなことが生じてしまうことがあります。

それを防ぐために、アイシングはとても重要な処置と言えます。

 

また、ラグビーのワールドカップ代表選手たちが、激しいコンタクトの練習後に入ったのが、「アイスバス」と呼ばれる氷の入った水風呂です。

肉体と肉体を激しくぶつけ合う選手の関節には、とてつもない衝撃が重くのしかかります。

それによる身体的な疲労やケガからの回復が、日々の練習を継続するためにとても重要となります。

日本代表の主将を務めたリーチ・マイケルさんが練習後のアイスバスを楽しみしておられたそうです。

「アイスバスが無かったら、あの厳しい練習を乗り越えることができなかった」と聞いたこともあります。

日々の練習の疲れを残さないために、アイシングはとても重要なルーティンなのです。

 

このようなアイシングの知恵をなぜか有効活用していないのが現代医学です。

スポーツ選手がアイシングの道具として、湿布薬を使うことはほとんどありません。

それ理由は、関節の深部まで冷却するのに、湿布では効果が期待できないからです。

それでは何がアイシングの素材として適しているのでしょうか。

その答えは、どこででも手に入れることができる「氷」です。

最も安価で、手軽に使えて、最大の効果を発揮できる「氷」を活用しない理由はどこにもありません。

氷嚢が一つあるだけで、炎症を伴う急性の病気やけがにどれほど適切に対応できるでしょうか。

スポーツの世界ではあまりにも常識となっているのに、一般の人には未だに浸透していない「RICE」をご紹介します。

bottom of page