治療の普遍性

東洋医学は本当に不思議な医学であります。

「気」という目には見えないものを把握して、鍼灸を用いて調整するのですが、それによって身体のバランスを正常に改善し、健康に戻すことが可能であります。

例えば、患部とは遠く離れた、一見、無関係に思われるツボに鍼をたてるのですが、生体に対して瞬時にまたは少しずつ変化が生じて、最初にあった症状が緩和されたり、改善されたりします。

この現象は、どの方にも等しく生じるものであり、治療中、ほとんどの方に感じてもらうことができます。

診断と治療がしっかりと一致することで、身体の改善がおこります。

Aさんの症状には鍼は効くが、Bさんの症状には鍼は効かないというのでは普遍性があるとは言えません。

AさんとBさんの症状が例え同じ病気でなくても、きちんと対応できる力が東洋医学にはあると信じております。

治療効果が高いことも鍼灸治療の評価のひとつでありますが、治用効果の普遍性も鍼灸治療が評価される重要な要素であると考えています。