当院について
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
和鍼治療院は、本町駅から徒歩1分の場所にある鍼灸専門院です。
当院では、東洋医学に基づいた丁寧な診断と鍼灸治療を通じて、心身のバランスを整え、自然治癒力を高めることを目的としています。肩こり、腰痛、頭痛、不妊症、リウマチ、耳鳴り、パーキンソン病、癌など、幅広い症状に対応しており、「根本からの改善」を目指す施術を行っております。
東洋医学は「気一元論」という独自の理論に基づき、病名ではなく体質や不調の本質を見極める「四診」と「証(しょう)」に基づいた診断を重視しています。この考え方により、身体全体のバランスを整えながら自然治癒力を引き出し、本来の健康な状態へと導くことが可能です。
現代では、西洋医学の進歩により科学的根拠に基づく治療が主流となっている一方で、対処療法に偏ることで慢性的な不調が改善しにくいという課題もあります。こうした背景から、近年では世界的に東洋医学が再評価され、代替医療として注目を集めています。
しかし、日本国内では「気」という概念があまり馴染みがないことから、東洋医学の価値や効果が十分に理解されていないのが現状です。私たちは、二千年以上にわたり受け継がれてきたこの貴重な医学の叡智を活かし、慢性的な症状に悩む方々の助けになりたいと願っています。
和鍼治療院では、東洋医学が初めての方にも安心して治療を受けていただけるよう、診断や施術の目的、期待される効果について丁寧にご説明し、実際に身体の変化を実感していただけるよう心がけております。
「いつまでも改善しない症状」にお悩みの方にこそ、当院の鍼灸治療を体験していただきたいと考えております。皆さまが本来の元気を取り戻し、健やかで充実した毎日を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。


治療について
和鍼治療院では、**東洋医学の伝統的な診察法「四診(望診・問診・聞診・切診)」**を用いて、丁寧にお体の状態を見極めます。
診察では、患者さまの体質(生まれ持った性質)と体調(現在の状態)をあわせて把握し、症状の原因や病の背景を探っていきます。
その上で、得られた情報から適切な治療穴(ツボ)を選択し、一本一本の鍼を用いて慎重に施術を行います。
鍼を一本使用するごとに、身体の変化を確認しながら進めることで、治療の効果をその場で確かめながら施術を調整します。
これにより、診断と治療効果の一致を見極めながら、治療の方向性を明確にしていきます。
多くの患者さまが、施術のその場で変化や効果を体感されており、「納得感のある施術」とご好評をいただいています。

東洋医学について
東洋医学 ― からだの声に耳をすます医療
東洋医学は、からだに現れる症状だけを追うのではなく、その人の体質や心の状態、暮らしのリズムまで含めて、全体から原因を探る医療です。
私たちのからだは、「気・血・水」が巡り、「陰と陽」のバランスがとれているとき、自然と健康を保てるようにできています。
ところが、その流れや調和が乱れると、痛みやだるさ、不眠、冷えといった不調が、からだからの「サイン」として現れます。
東洋医学の治療は、そうしたサインに静かに耳をすまし、からだ全体のめぐりと働きを整えることで、本来の健やかさを取り戻していくものです。
東洋医学の視点では、症状は「結果」にすぎません
-
同じ症状でも、原因は人によって異なります
-
心と体、内臓と肌、気候と体調――すべてはつながっています
-
不調の背景には、長年の疲れや、気づかなかった冷え、感情の揺らぎが潜んでいることもあります
西洋医学が「検査で異常を見つけ、治す」ことを得意とする一方で、
東洋医学は「異常が見えなくても、バランスを整えて治る」力を信じます。
だからこそ、病名のつかない不調、慢性的な痛み、自己免疫のトラブル、ストレスからくる体調不良――
そうした症状にこそ、東洋医学は深く、静かに寄り添うことができるのです。
和鍼治療院では、東洋医学の知恵と、鍼灸を中心としたやさしい施術を通じて、
一人ひとりの「治る力」がふたたび動き出すお手伝いをしています。
「今の自分の体と、ゆっくり向き合いたい」
そう思ったときに、いつでもお越しください。
和鍼治療院 院長
小島 秀輝
私は学生時代、ずっとスポーツに打ち込んでまいりました。
中学時代は水泳、高校ではラグビー、そして大学ではアメリカンフットボールに専念し、関西学院大学ファイターズの一員として学生日本一を経験するという、貴重な体験をさせていただきました。
この経験は、私にとって今でもかけがえのない宝物です。
監督やコーチをはじめ、チームを支えてくださった多くの方々、そして切磋琢磨し合える素晴らしい仲間たちに恵まれたことに、心から感謝しております。
大学卒業後は、鍼灸の道を志し、鍼灸専門学校に進学。
経絡指圧やカイロプラクティック、鍼灸治療を学ぶ中で、堀内秀訓先生とのご縁をいただき、東洋医学の深い叡智に強く惹かれるようになりました。
その後、師匠である黒田宗利先生のもとで、東洋医学の理論と実践について、長年にわたり学びと研鑽を重ねることができました。
現在では、中医学を基盤とした鍼灸治療を行いながら、さまざまな症状に向き合い、多くの患者さまに向けて施術を行っております。
これまでの経験の中で、「病とは何か」「健康とは何か」「生命とは」「治療とは」といった本質を、さまざまな角度から深く考える力が身についたように感じています。
世界的に代替医療への関心が高まるなか、東洋医学はその一端を担う大切な医療体系であると確信しております。
この東洋医学の力を通じて、みなさまの健康と笑顔を支えるお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。
今後とも、和鍼治療院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

