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立冬
大阪本町の東洋医学鍼灸 和鍼治療院 立冬 ― 冬の気が立ち始めるとき 今年の立冬(りっとう)は 11月7日から11月21日まで 。二十四節気のひとつで、暦の上ではこの日から冬が始まります。 とはいえ、日中はまだ秋の名残を感じる暖かさもあり、朝夕は一気に冷え込む――そんな寒暖差の大きい季節です。この温度差が自律神経を乱しやすく、肩こり、倦怠感、冷え、睡眠の乱れなど、体調を崩す方が増える時期でもあります。 陽から陰へ ― 身体も冬のリズムへ 東洋医学では、立冬は「陽」から「陰」へと移り変わる節目。自然界の気が静まり、生命が内に向かってエネルギーを蓄える時期です。人の体も同じように、外に発散していた気を内側へと収めていく必要があります。 この時期に無理をして活動を続けると、冬の冷えや疲れが深部に残り、春先の不調につながることも。立冬の頃は、しっかりと休息をとり、体を温めて「静」を養うことが大切です。 立冬の養生法 ― 「温」と「潤」を心がけて 立冬のキーワードは「温」と「潤(うるおい)」です。冷えを防ぎ、乾燥から身を守ることが、この時期の養生の基本です
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11月6日読了時間: 3分


坐骨神経痛と向き合う ― 養生篇
和鍼治療院 ※こちらは「治療篇」と対になる内容です。 治療篇では施術や体表観察の重要性を述べましたが、この養生篇では「ご自宅でできる工夫」を中心にまとめています。治療と養生を合わせて実践することで、より早い回復と再発予防が期待できます。 坐骨神経痛は、お尻から足にかけて痛みやしびれが走るつらい症状です。多くの方は「筋肉のこわばりが原因」と考えがちですが、私の臨床経験では、それだけでなく内臓の疲労や全身のバランスの乱れが深く関わっていることを実感しています。ですから養生においても、単に痛む場所を温めたりストレッチするだけでは十分ではありません。体質や季節に応じた工夫が大切になります。 1.腎を養う 東洋医学で腎は「生命力の源」とされ、腰や下肢を支える力を司ります。腎が弱ると、腰や坐骨神経に負担がかかりやすくなります。 おすすめ食材 :黒豆、山芋、くるみ、黒ごまなど。 生活の工夫 :冷たい飲み物を避け、腰や足元を冷やさない。ぬるめのお風呂でじっくり温まる。 2.脾胃を守る 脾と胃は食べたものを消化し、全身にエネルギーを送る役割を持ちます。弱ると筋肉が
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9月19日読了時間: 2分
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