【症例紹介】生理痛
- 7月14日
 - 読了時間: 2分
 
更新日:9月15日

🌸頭痛薬と鎮痛剤を手放せた——30代女性の「体質改善」ストーリー
「肩こりがひどくて、頭痛薬が手放せません」「毎月、生理が来るのがこわい」——そんな悩みを抱えて来院されたのは、30代前半の女性。仕事や日常のストレスを抱えながら、長年、慢性的な肩こり・緊張性頭痛・生理痛に悩まされていました。
マッサージを定期的に受けていたものの、その効果は一時的で、翌日にはすぐに肩が重くなる。生理痛も強く、鎮痛剤なしでは過ごせない毎月に、身体的・精神的な限界を感じておられました。
◆きっかけは「体質改善」と「将来への備え」
ご夫婦で妊娠・出産について意識し始めたタイミングでもあり、「このままでは自信を持って出産に向き合えない」と、東洋医学的な体質改善を望まれて当院を訪れました。
◆東洋医学から診た全体像
脈・舌・腹診に加え、日常生活やストレス状態などを丁寧に伺った結果、以下のような体質が浮かび上がりました:
肝気鬱結(かんきうっけつ):気のめぐりが滞り、イライラや頭痛につながる
瘀血(おけつ):血の流れが悪く、月経時の痛みや重だるさの原因に
気血両虚(きけつりょうきょ):エネルギーと栄養不足で回復力が低下している
こうした背景を踏まえ、気血の巡りを整えつつ、全体のバランスを立て直す鍼灸施術を開始しました。
◆一回目の治療で起きた変化
驚くべきことに、初回の鍼灸治療の直後から、生理痛が大きく軽減。「えっ、たった一回で?」「薬を飲まずに過ごせたのは何年ぶりだろう」と、ご本人も驚かれ、東洋医学の力を実感されました。
それ以来、鍼灸治療に魅了され、体質改善の一環として定期通院を継続。施術を重ねるごとに、肩こりや頭痛の頻度も減り、頭痛薬を使うことはなくなりました。
◆現在の様子と未来への希望
現在は、「不調に悩んでいた頃が嘘のよう」と話されるほど、快適な日々を過ごされています。呼吸も深くなり、睡眠の質が上がり、気分の波も穏やかに。身体と心が整うことで、「妊娠・出産に向けて自分を大切にできるようになった」と前向きな変化が感じられます。
🔶 肩こりも頭痛も、生理痛も「体質」から見つめ直すことで、本来の健やかさがよみがえります。薬に頼らず、身体の内側から整える東洋医学は、妊活を視野に入れる女性にこそおすすめの選択肢です。



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