top of page

丙午 【前偏】

  • 2025年12月26日
  • 読了時間: 2分
大阪本町東洋医学 和鍼治療院
大阪本町東洋医学 和鍼治療院

■ 丙午の迷信と向き合う前に ― 易学の本来の役割とは

現代社会では「迷信」という言葉が軽く扱われがちですが、1966年(丙午)の出生数が急激に減少した事実は、“信じられた迷信が社会行動に大きな影響を与えた” ことを示す象徴的な出来事でした。

ここでは、この歴史的背景を入り口にしながら、易学が本来もつ「人を導く智慧」としての役割を、やさしく読み解いていきます。

■ 安岡正篤が示した“易の精神” ― 人を幸せに導くための学問

東洋思想家・安岡正篤氏は、易学を「人間の本質を深く見つめ、人生を整えるための学問」と位置づけています。そこには、占い的な決めつけとは無縁の、大きな哲理が流れています。

  • 人は環境と共に変化する

  • 時代の気運を読み、賢く生きる

  • 己の在り方を整えることで運命は変わる

こうした“陽なる智慧”が易学の中核です。

迷信や恐怖で人を縛るのは、易学の精神とは真逆です。

■ 1966年「丙午」出生数の激減は何を語るのか

丙午の年に生まれた女性は「気性が激しい」などと語られ、とくに東日本を中心に避妊・出産の調整が広く行われました。

  • 全国出生数:前年より約25%減

  • その背景:江戸期の俗信、講談、読み物の影響

つまり、400年以上前の物語が、現代の行動を左右したのです。この出来事は、迷信の力の大きさを示すと同時に、「易学の誤解が放置されることの危険」でもあります。

■ 易学の正しい使い方 ― 人を縛らず、人を励ます

本来の易学は、**「人それぞれの可能性を拓くための道具」**です。

  • どんな年に生まれても、人生の可能性は変わらない

  • 吉凶は“固定”ではなく“流れ”として読み取る

  • 人は行動によって運を創造できる

こうした視点で人生を眺め直す時、易学は迷信ではなく、人生の灯りになります。

■ ここからが本題 ― “丙午”を正しく読み解く準備

後半では、

  • 丙と午の組み合わせが意味する「陽の極まる気象」

  • 甲→乙→丙と進んできた歴史的ダイナミズム

  • 社会の変動と、人の心身に及ぼす影響

これらを明快に整理しながら、現代の生活・健康・ストレスへの具体的な気づきを導きます。


(後半に続きます)

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
  • Facebook

Copyright Washin Oriental Medical Office. All Rights Reserved

bottom of page