全体性と治療

全体性

全体治療の目的

私たちの身体には約60兆にもおよぶ細胞があるといわれています。

それぞれが役割に応じて集合体を形成し、筋肉や臓器などの組織や器官となります。

それらは体全体とのつながりを持っており、決してバラバラに存在するものではありません。

このように、すべての細胞が全体と関係性をもっており、一つの統合体として存在していることを「全体性」といいます。
そのため、ある局所の病気は、単にその箇所だけの病気ではなく、全体の作用と密接な関係をもっていることを意味します。

どこかに病気を発症した場合、その病の現れている局所だけを対象として治療するのでは、真に治療することにはなりません。
その病気の根源を除くためには、その一局所の病に影響を与えている全体的な不調和を整えることが必要となります。
この全体的な不調和、つまり全体の生理的不平衡をととのえること、そして生理的平衡を回復することで局所の病が無くなっていることが、全体治療の目指すところです。


全体治療の効果

和鍼治療院では、どのような病気にたいしても全体治療を施術しております。
多くの方が不調を感じる局所的な首と肩のコリにしても、単に首や肩の周囲を治療するだけでは治療効果が充分ではありません。

患者さんから「肩がひどく凝ります」と言われると、私は「内臓に問題があるのではないか」と考えてしまいます。

たとえば、胃が悪くなると口に吹き出物が出ることがあります。

肝臓の働きが低下すると、筋肉が弱って本来の力を発揮できなくなるなります。

これらのように、肩こりであっても、内臓の不調によって、肩の筋肉に影響が出ることが多いのです。
和鍼治療院で治療を受けるようになってから、首や肩のコリの感じ方が変わったとおっしゃる人が多数おられます。
それは、首や肩に影響を与えている全体的な不調和を鍼灸治療によって整えたことによる効果であり、全体的な調和がとれてくると局所的な首や肩のコリが発症しない身体へと回復していただけたからなのです。

薬に頼らず、身体にやさしい治療法があります

薬に頼らず、身体にやさしい治療法があります

薬には副作用があり、長期的に使用したくはありません。 鍼灸治療は、みなさんの体質と体調に合わせた優れた治療法です。