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家康と養生 Ⅱ
江戸幕府も3代目将軍、家康の孫・家光の時代となった頃、伊達政宗は健在であり、幕府を支え、家光を補佐しました。 家康は元和2年(1616年)の4月に75歳の生涯を閉じるのですが、その直前の2月末、謀反の噂があった伊達政宗が見舞いに駆け付けます。...


徳川家康と養生 Ⅰ
1600年9月、天下分け目とも言われる関ヶ原の合戦に勝利した家康が、1603年、江戸に新しい幕府を開き、初代将軍となったことで、戦国時代は終焉しました。 それから約250年後の嘉永(1848年~1855年)、徳川将軍は十三代目、家定が治世の頃、時代は再び不穏な空気に包まれる...


胃の気
東洋医学が治療において最も重点をおいていることは、「胃の気」です。 「胃の気」とは、食事から得ることができる代謝物質や活動エネルギーを消化・吸収し、身体に必要な気や血に変える機能を意味しています。 重病の患者さんを診るときは、「胃の気」を注意深く、慎重にみる必要があります。...


お母さんは「まぶい」 後編
そんな治療の最中、Yさんからうれしい報告がありました。 息子が陸上部に所属しているそうで、先日、大会があったそうです。 その大会での活躍を観たいので、会場へ行っても良いかどうかをYさんは息子さんに聞きました。 今回の大会以前、その度に会場へ行っていいかどうかを聞いてきたそう...


お母さんは「まぶい」 前編
和鍼治療院の施術について紹介いたします。 テーマは「美容」 顔色がわるい、肌が荒れている、まぶたがむくむ、口元の歪み、眼の下のクマがとれないなど、顔には様々な症状が出ます。 「顔はからだを映し出す鏡」とも言われるとおり、東洋医学の場合、眼や鼻、耳や口などの部位は体内にある内...


立春
2025年2月3日は立春です。 初候「東風氷を解く」 東風とは、春風のことですが、春風は本来、南から吹く暖かい風のことを言います。 それではなぜ東風と呼ばれるのでしょうか。 二十四節気、七十二候は、どちらも中国から日本に伝わった暦ですから、中国発祥の陰陽五行の思想と関係があ...


因循姑息
今年の干支は乙巳(いっし)です。 干支は、「 時の機運 」を表します。 乙巳の機運を計るには、順序としては昨年の干支から説明する必要があります。 去年の干支は甲辰。 干の甲は、今まで寒さのために殻をかぶっていた草木の芽が、その殻を破って頭を出したという象形文字です。...


さよなら、くろべ
ブログ 「君の名は」 で紹介したTさんの愛犬 くろべ が亡くなりました。 2024年春、左眼下に腫瘍ができました。 Tさんの治療に訪れるたび、その腫瘍が大きくなっていくことがわかりました。 わかっていても、私には何もできることがなかったです。...


寒の内
一年で最も寒い時期を「寒」と言います。 新暦では、1月5日に 寒の入り となり、立春になる 寒の明け までの約一か月間が 寒の内 です。 寒の内は小寒と大寒の二つの節気からなり、「小寒の氷、大寒に解く」という言葉があります。 小寒は、寒さが極まるやや手前の時期。...


干支の本義
あけましておめでとうございます 今年の干支は 乙巳 (いっし)となります。 先のブログでも書きましたが、十干の 乙 (きのと)と十二支の 巳 (み)の組み合わせ。 甲子から始まり、癸亥で終わる60通りの干支の42番目が 乙巳 です。...
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