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応急処置

ぎっくり腰や捻挫をした時の最善の処置についてご紹介します。

急性の病の中には、炎症を伴うものが多く、最初の処置が予後に大きく影響します。

間違った処置をしてしまうと、正しい処置をするよりも何倍も回復に時間がかかり、最悪の場合、状態を悪化させてしまうこともあります。

正しい知識を身につけることがとても大切です。

 

整形外科では未だに大量の湿布薬を出しています。

厚生労働省によると、毎月30万人に医療機関から湿布薬が処方され、一回当たり70枚を超える量が出されています。

湿布薬は、欧米ではほとんど使用されないそうです。

鎮痛を目的とする場合、もっぱら飲み薬を使用するからです。

 

日本では大量に使用されているのですが、治療目的の視点から考えると、どれほどの効果があるのか非常に疑問です。

肩や肘に慢性的に痛みがある人を治療する際に気になるのことがあります。

それは長期間に渡って、湿布薬の使用している人ほど、患部の症状の回復が遅れているケースが多いことです。

さらに急性期に出された湿布薬の場合も、効果を感じている人は少ないように思います。

「気分的にひんやりする程度」と感じている人が多いです。

このようなことに加えて、スポーツ界では湿布薬はほとんど使われません。

ケガが多いのが、スポーツの世界です。

足首や膝、肩や肘など患部は多岐に渡りますが、湿布を使用する人をあまり見かけることはありません。

なぜなら湿布薬では、炎症による熱を取り除くことができないからです。

きちんとした応急処置を知っていただき、今現在、お悩みの症状に照らし合わせて欲しいと思います。

 

和鍼の未病治
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