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  妊娠しにくい原因  

  (西洋医学編)  

1、子宮頸管の要因

子宮頚管の役割は、射精後の精子が、子宮に移動するための通り道です。

豊富な粘液で満たされていて、精子を活性化し、卵子と精子が出会うために役立ってます。

子宮頚管の狭窄や炎症によって、精子の移動が妨害されたり、粘液の質の問題によって、精子が授精する能力を奪われたりします。

また、子宮頚管粘膜に抗精子抗体というものがあって、精子が子宮に到達できない原因となることがあります。

2、排卵の要因

卵巣で作られた卵子が、精子と受精する場所である卵管に排出される現象を排卵と呼びます。

女性不妊の要因として、排卵障害がもっとも多いようです。

乳汁分泌ホルモン異常・多嚢性卵巣症候群・脳下垂体の腫瘍・甲状腺機能低下・甲状腺機能亢進など、ホルモン異常によって排卵障害はおこることが多い。

その他に、過度なストレスや、無理なダイエットなどによっておこることもあります。

3、子宮の要因

子宮は、授精卵が着床し、40週間にわたって胎児が育まれるところです。

子宮奇形・子宮筋腫・子宮内膜炎・子宮内膜癒着症などがあります。

このような問題があると、正常な授精卵であっても子宮内膜に着床できなかったり、着床できても継続的に胎児を育むことができないことがあります。

4、卵管の要因

卵管は、排卵された卵子と精子の通路という役割と、授精卵を子宮へ送る役割があります。

卵管が塞がっていたり、狭くなっていたり、炎症があったりすると、不妊の原因になります。

卵管閉鎖の原因は、卵管炎、子宮内膜症、子宮筋腫、先天性形成不全、手術後の癒着などがあります。

5、腹膜要因

卵巣で排出された卵子が卵管采に移動しますが、卵巣周囲に癒着があると、卵子が移動できません。

卵巣の周囲に癒着がない場合でも、卵管の周囲に癒着があると、排卵の瞬間に卵管采が卵子を吸収できなくなります。

このように腹膜の要因も不妊の原因となってます。

6、男性の要因

1精子の現象

2精管の欠損

3膣路の通過障害

4非正常な精液

不妊治療について

治療を始める前に知ってほしいこと

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