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膝関節炎

膝関節痛について

現代医学と和鍼治療院の違い

 

現代医学では、膝関節痛の原因は膝関節の炎症が原因であり、軟骨の変性が関係しているといわれることも多いと思います。
関節の状態が悪化すると、関節のアライメント異常や変形が生じることがあります。
実際に、治療院に来院される方の多くは、関節変形まで進行し、歩行が困難となっていることが珍しくありません。
整形外科にて手術を薦められ方、関節に痛み止めの注射を定期的にしておられた方なども来院されています。

 

鍼灸治療はどのような状態の膝関節炎にも効果があり、関節の可動域、歩行状態が改善しています。

 

和鍼治療院での治療経験では、膝関節痛の原因は膝関節以外のところにあります。

西洋医学的な診断とは、まったく異なります。


その原因のほとんどは生活習慣にあり、消化器への負担であったり、過剰なストレスであったり、疲労の蓄積であったりします。
一見、膝とは関係のないことが原因であるため、治療を受けた方は驚かれたり、戸惑われたりされますが、治療後に改善することから皆さんに納得してもらえます。
鍼灸治療と平行して、根本原因である生活習慣を気をつけることで、膝関節の状態が非常に良くなります。


基本的にリハビリや歩行トレーニングを最初からお勧めすることは致しません。
まず関節の炎症を軽減し、無痛で歩けるようになるまでは治療に専念していただき、その後、歩行トレーニングへと段階を進めてまいります。


私たちの身体は、二足で走って、歩ける構造を備えていますので、いくつになっても歩いて生活してもらえる状態になっていただけると思い、治療しております。

走るための進化

 

私たち人類は、走って狩猟をするように進化しています。
チンパンジーやボノボは、我々と同じ類人猿ですが、そんな彼らの走り方でさえ、人類と大きく異なることは明白です。
長時間でも走れる能力を身につけた人類は、それに耐えれるだけの膝関節を備えています。


それではなぜ膝関節に痛みが出たり、変形を伴うような軟骨の機能障害が生じるのでしょうか。
痛みも軟骨の機能障害も「炎症」によるものですが、その根本原因は「内臓のバランス」を崩していることが原因ではないかと考えています。

内臓のバランスが乱れることで、背部の筋肉のバランスに影響し、それが骨盤の歪み、股関節の歪みへと波及していきます。

背部、腰部、股関節と全体的に姿勢のバランス異常を引き起こし、上部から下部へと影響が出た際に、膝関節にバランス異常が現れます。

通常、骨格の歪みは下半身から上半身へと歪みはひどくなるのですが、膝関節に関しては、このような上半身のバランス異常が影響していることが非常に多いように感じています。

 

スポーツ障害

 

多くのスポーツにおいて、膝関節を痛める状況があり、選手生活に大きな影響がでます。

私自身も、スポーツに専念していた頃に、ジャンパーズ・ニーという膝関節炎に悩まされてきました。

疲労が原因ということで、治療を受けても改善が難しく、

痛みを耐えながら走るしかありませんでした。

東洋医学を学び、治療ができるようになった今、昔の自分の膝を診断したとき、いろんな原因を見つけることができました。

症例に詳しく掲載しますので、読んでいただけたらと思います。

 

また、外傷による靭帯損傷があります。

損傷を受けた靭帯や損傷の程度によっては、手術が必要になることがあります。

この場合、現代医学による手術が最も優れています。

手術後の回復時に、筋肉や腱の硬縮が残ることがあります。

このような場合には、鍼灸治療が効果的です。

気・血・水のバランス、骨格の矯正、内臓の気のバランスを調えることで、筋肉や腱の回復が早くなります。

 

 

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