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悪性腫瘍の縮小に挑む (丙)


そしていよいよ4月中旬のレントゲン、CTによる検査の日となりました。

ご本人は、検査の際に放射線を大量に浴びるために受けたくないと主治医には告げていたのですが、やはり進行を診る必要があることから、最終的に検査を受けることになりました。

三か月の短い期間でしたが、治療においてやれることはすべて手をつくしました。

期待と不安が混じる今回の検査でしたが、気管支の横のリンパに転移していた腫瘍20mmの大きさが、14mmに縮小していることがわかりました。

ステージ4の肺がんで、転移していたガン細胞が減少したことになります。

しかも今週の治療で、最初の望診で確認していた舌の状態に変化があり、舌尖の赤みが少し減少し、苔がうっすらと広がりはじめていることが確認できました。

ガンの縮小と舌の状態が関連していることを意味しており、正気が回復していることもわかりました。

飲酒、喫煙、治療回数と、どれをとっても体質改善には不利な条件で、ガンの治療としては満足のできる内容ではありませんでしたが、ガンの進行を止めること、さらにガン細胞を縮小させることに成功できたことは最高の福音です。

Mさん、息子さん、そして奥様に大変喜んでもらえたようで、とても光栄です。

『息子が「きっと小島先生も大喜びするはず」と言っていたよ』と微笑んでMさんがおしゃってくださいました。

「もちろん、最高です」と力強く応えました。

私自身も、このようなガン治療に携わることができたこと、それに加えて最高の効果を出せたことに感謝しております。

ここまでの治療経過を振り返り、アメリカンフットボールの試合に例えると、第1クオーターが終了したところです。

腫瘍が縮小したことで、戦略に間違いはなかったのですが、完全にガンが消失しているわけではありません。

まだまだ気を抜ける状態ではありませんが、今回の検査結果を追い風に、根気強く治療を継続したいと思います。

今後は、瘀血と気滞の邪気の行方、そして正気のさらなる回復に注目していくことになりそうです。

このように東洋医学の体表観察と的確な鍼灸治療を用いれば、身体の体質を変えることも可能となります。

今回の治療結果から、本来身体に備わっている治癒力を高めることで、体内の腫瘍ですら変化することを証明することができたと思っています。

多くの方に、東洋医学の治療を知っていただき、医療を選択する際の目安にしてほしいと思います。