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リズム


私たちの身体には、リズムがあります。 リズムに従って生活することは、健康を維持することや病を治すためにも、とても重要なことです。 人体のリズムには、一日を単位とする夜昼のリズムがあり、女性の月経のような月の周期もあります。 さらに拡大すれば年間の周期もあり、花粉症や喘息などのアレルギー疾患に相関性があります。 リズムには意味があり、夜と昼の人体の状態を比べると大きな違いがあることが分かります。 昼間の神経支配は、交感神経であり、緊張が強い状態です。 一方、夜間は交感神経が支配するようになり、睡眠や疲労回復に適した状態となります。 このように身体の状態が周期によって変化するため、同じことをしてもリズムに左右されることがあることが明らかになっています。 その一つに薬の効果があります。 例えば、「アンフェタミン」という薬物があります。 日本では覚せい剤取締法で覚せい剤と認定されている劇薬ですが、日本以外では、注意欠陥障害(ADHD)に対する有効治療薬として使われるようです。 これを体重一キログラムあたり26ミリグラムの割合でネズミに投与してみます。 その結果、午前6時の投与では死亡率が6・6%であるのに対して、午後の3時の投与では77・6%の死亡率となり、わずか9時間の時間差にも関わらず、約12倍もの差が生じることが分かりました。 こうした研究が進んだことで、ホルモン剤、睡眠剤、精神安定剤、鎮痛解熱剤、抗生物質など40種類以上の薬物においても、人体の感受性が時間帯で異なることが報告されています。 薬の服用の際には、単に副作用だけでなく、時間帯による感受性にも注意が必要のようです。 そして薬よりも身近なもので時間帯の感受性を受けるものに、アルコールがあります。 アメリカの白人を対象とした実験で、午前と午後の飲酒の影響を調べました。 同じ量のアルコールを飲んでも、血液中のアルコール濃度は午前中の方が高く、午後の方が低いようです。 このことは朝にお酒を飲むと、身体にこたえることを意味しています。 内臓への負担は午前中の飲酒の方が勝るため、「朝酒は体にこたえ、夜酒は脳にこたえる」ということになるようです。 体内時計と、地球と月の運行がどのように身体に影響しているのかを考える貴重な内容だと思います。 意識を宇宙に広げて、惑星の影響を考慮すれば、占星術もただの占いでは無くなるのでしょう。