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選択は、大か、小か


もしも訪ねて行ったところで、お土産に大きなつづらか、小さなつづらのどちらかを持って帰ってくださいと言われたら、どちらを選びますか。

心優しいお爺さんは小さなつづらを選びました。

欲深いお婆さんは大きなつづらを選びます。

お爺さんが帰宅して、そのつづらを開けてみると、金や銀、サンゴに小判などが入っていました。

それを知ったお婆さんは、もっと多くの金銀財宝を求めて、大きなつづらをもらいに雀のところに行きました。

お婆さんがそれを開けてみると、中からは魑魅魍魎が出てきました。

子供の頃に読んだことのある、「舌切り雀」のお話です。

おそらく、誰もが一度は読んだり、聞かせてもらったりしている昔ばなしですが、その教訓を忘れているように思うことがあります。

大きな字は、求めている側にとっては見やすくて、アピールポイントも頭に入りやすいメリットがあります。

「頭痛に○○」、「○○配合」など、求める側の願望にマッチングする宣伝は、すぐに痛みから解放されたい、はやく体調を回復させたい人には、とてもわかりやすく、便利だと思います。

しかも薬は多種多様になっているので、その中から自分の求めているものを探すのであれば、このようなセールスポイントが明記されていれることはとてもありがたいことです。

しかし、薬には必ず副作用があります。

薬の種類だけ副作用も異なるため、それに対する配慮をわすれてはいけません。

残念なことに、副作用に関しては、使用上の注意ということ形で別紙に添付されており、しかも小さな字で書かかれているケースしか見たことがありません。

「この薬は良く効くよ」と薬の効能を知っている人はいても、副作用について熟読している人はどれくらいいるでしょうか。

副作用はあることはわかっていても、どんな内容なのか全く知らない人がほとんどのようです。

薬の効果も副作用も、本当はどちらも薬による作用であり、使用する人にとって好都合の作用を「効果」と呼び、不都合な作用のことを「副作用」と呼んでいるに過ぎません。

大きな字に惹かれるのと同じぐらい、小さな字で書かれた内容にも注意深く、関心を持つことが重要です。

次に、小さな字を読むのが面倒くさいという理由で、安易に痛み止めの薬を使用した人の一部始終を紹介してみたいと思います。