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  • 大阪本町鍼灸 小島秀輝

ラグビーの代償 (A面)


2019年3月17日、天理大学の白川グランドで、奈良県選抜チームの卒業試合がありました。

白川グランドは、昨年度、全国制覇10連覇のかかった帝京大学を準決勝で破り、準優勝に輝いた天理大学ラグビー部のホームグランドです。

天気はあいにくの雨模様で、気温もかなり低く、ヒョウが降ってくるほど。

奇遇にも、卒業試合の前には、大阪仰星中学と天理中学の交流戦も企画されていて、とりみラグビースクールの教え子たちが一同、白川グランドに集うことになりました。

快速のH君は、残念ながら怪我で出場できず、サポートとしてチームを盛り上げていました。

K君は、パスのスキルが向上し、要所でのキックも冴え、しっかりと鍛練をしていることがわかりました。

Yくんは、細身ながら串刺しのタックルを随所できっちり決めていました。

5月の春の試合で、雌雄を決するときが楽しみです。

さて、土砂降りの中、交流試合が進行し、ようやく終わった頃、雨が小降りとなりました。

後ろにシニアの試合が控えており、アップの時間も15分しかない中、現役と卒業生が試合の準備を始めました。

OB戦はその後となるため、卒業生のお父さんとパスやキックを繰り返し、戦闘モードへと気分を高めていきました。

身体が程よく温まったところで、OB戦のスタート。

集まってくれたOBはとても頼もしく、チームの足を引っ張らないように全力で挑む覚悟でキックオフの瞬間を迎えました。

思えば、3か月前からこの日のためにトレーニングを課し、シャトルラン30mを100本×10日を貫徹し、心肺機能と脚力を鍛練。

準備に抜かりはなく、久々の真剣勝負に心がときめいていました。

前半5分過ぎ、自分のミスでプレーが停滞してのですが、リカバーがうまくいって、逆目にボールを自ら持ち込みトライ。

先取点をもぎ取ることができました。

OBから温かい拍手をもらい、正直、うれしい気分に。

その後、ノーサイドまでトライの取り合いが続き、卒業生のM君のトライで試合終了。

最後にタックルで彼を止めることができず、来年の課題を見つけた気がしました。

幸いケガもなく、前後半、最後まで走り通せたことと、随所でプレーに関係できたことがなりよりもうれしかったです。

試合後、天気が一変し、今度はヒョウがグランドをたたきつけました。

雨と寒さの中、何とか着替えて、グランドでささやかな送別会。

選抜で学んだ経験を活かして、それぞれの次のステージで活躍してくれることを期待するばかりです。

時計はすでに2時半となり、お腹の空いている息子は食事をしたいと言い出しました。

晩御飯には早すぎますが、「金豚」でしゃぶしゃぶの食べ放題をがっつり食べて帰宅。

お腹がはちきれるまで久しぶりに食べたのですが、ここまでは身体に異変はありませんでした。

5時半ぐらいに帰宅し、息子の後に風呂に入って、ジャージを下洗い。

風呂から上がると、少し逆上せ気味になり、あまりの暑さにベッドで1時間ほど爆睡しました。

睡眠をとるとほどよく体温が下がったのですが、それと同時に右の奥歯が猛烈に痛み出しました。

歯と歯の間の食べかすが痛みの原因かとと思い、もう一度きれいに歯を掃除するも痛みが治まりません。

虫歯かも知れないと、歯磨きを断念し、痛みを堪えながら10時には就寝することにしました。

歯の痛みですぐには眠れませんでしたが、呼吸法を駆使して、なんとか4時ごろまで熟睡しました。

早朝、歯の痛みで目が覚め、トイレと水分補給。

痛みでなかなか睡眠状態になれませんでしたが、なんとか7時過ぎまで眠りました。

起床した時、やはり奥歯がうずくように痛く、朝食を抜くことにしました。

月曜日の朝は、これから始まる苦難の序章に過ぎませんでした。

B面につづく。

ちなみに、歯の痛みには合谷が良く効きました。

疲労に関する治療は、腎虚に対するものが有効で、足の冷えが少し改善しました。

鍼灸師で良かったと、改めて実感です。

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