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三焦 名ありて形なし
古典の「中蔵経」には、「それは全身において、体を灌漑し、内外を和調し、左右を栄養し、上下を宣導する、このうえなく大きいものである」 古典の「類経」には、「三焦は…確かに一腑有り、蓋し即ち臓腑の外にして軀体の内、諸の臓を包みつなねる一腔の大腑なり。故に中瀆という孤の名があり、...


花と美 5
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 着物姿を連想すれば、美しい女性の姿勢を花びらに喩えていると見ることができます。 一方、それぞれの花の根に注目すれば、女性が罹患しやすい症状に効果的な生薬を、女性の容姿や行動から喩えていることがわかります。 ...


気を診る目
「森羅万象のすべて、その一つ一つが気の集合体である」と考えるのが、東洋医学です。 「気」は目で見ることはできませんので、人を治療する際にそれを診る技法が必要となります。 そこで、見えないもの診るために用いるのが、望・聞・問・切の四診です。 ...


気の文化
最近は、「鍼灸治療」と言いましても、色々とあります。 鍼灸治療が東洋医学であった時代は、遠い昔のことのようです。 鍼灸は本来、ツボに使うものですが、筋肉や神経を意識して使う治療が増えています。 医学とはどのような理念に基づいて治療するかによって決まりますので、東洋医学...


気について
東洋医学は「気一元論」にもとづいた治療であります。 「気一元論」とは、この世の一切の存在が「気」から生じているとし、「気」の一つの集りとして存在していること意味します。 つまり「気」とい媒体であらゆる現象を認識するのですが、日常生活において馴染みのない方が多く、なかなか理解...
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