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立春
2025年2月3日は立春です。 初候「東風氷を解く」 東風とは、春風のことですが、春風は本来、南から吹く暖かい風のことを言います。 それではなぜ東風と呼ばれるのでしょうか。 二十四節気、七十二候は、どちらも中国から日本に伝わった暦ですから、中国発祥の陰陽五行の思想と関係があ...


六人衆 「肆」 5年後の「今」
「六人衆」というテーマで、Sさんとの出会い、治療内容、体質と治療による変化をみてきました。 日本では西洋医学が主流ですが、和鍼治療院の東洋医学の治療とは大きな違いがあることに気づいてもらえたでしょうか。 私がSさんの往診をする前、Sさんは内科、整形外科、呼吸器科、歯科と通院...


六人衆 「参」体質改善編
このようにSさんの治療を振り返ってみると、Sさんの体質が良くわかります。 まず一つが腎精の衰微です。 東洋医学では「腎虚」と呼んでいるのですが、年齢とともに低下する生命力を意味します。 Sさんは今年86歳となる高齢者ですから、腎虚があるのは当然と言えば当然の道理。...


六人衆 「弐」異病同治編
⑦姿勢、⑧腰痛、④肩こりは、膝関節痛と関係している可能性が高く、Sさんの体質と体調の両面から原因を考えました。 歩く姿勢を観察すると、頭が体幹の中心よりもかなり前にあり、両手は腰よりも後方に位置しています。 歩幅は小さく、右ひざが外方へと大きく開きます。...


六人衆 「壱」治療の始まり
月に一度、S邸にて開催される集会があります。 この集会の存在を知ったのは、今からおよそ5年前、81歳を迎えたSさんとの出会いでした。 ある方のご紹介で、Sさんのご自宅に往診をするようになったからです。 Sさんは両膝関節が変形し、歩行にもかなり支障が出ていました。...


三焦 孤の腑と呼ばれて
2022年の梅雨入りは、関西では6月14日でした。 これからも湿度が高く、ジメジメと蒸し暑い不快な日が続きます。 私たちの生活には不快でも、自然界にとっては水を貯えるために大切な雨季であり、稲作には欠かせない気候です。 自然界にも水を貯える働きがあるように、私たちの身体にも...


大、それはまだまだ続く
次の治療の際、その予想は的中することになります。 治療を終えたその日の夜、喘息が再発。 さらに右の足底に痛み、両膝、両股関節に痛み、右肩に痛み、両指の関節にも痛みが再発し、身体全身にわたって多発的に症状が出てしまいました。...


風邪の治療例 児童編
幼稚園に通うFちゃんは、学校でも人気者で、周囲に非常に気を使う女の子です。 自宅ではお母さんに甘えていても、幼稚園では先生の仕事をよく手伝うそうで、いつも気を使いすぎて、帰宅するとクタクタになるようです。 幼稚園に行くようになってから喘息が出るようになり、時々、激しく咳...
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